茨城県・栃木県・千葉県に９店舗展開するイタリアンレストラン「グルービー」は、ボリューム満点のパスタと自家製デザート・生ドレッシングが人気で、日夜、多くのお客様で賑わっています。
　平成２４年１１月２日、東海店を訪問し、松本弘代表取締役社長にお話を伺いました。

喫茶店からパスタ専門店に事業を拡大

　建設会社に勤めていた松本社長は、営業でよく喫茶店を利用していました。喫茶店の経営に興味を持った松本社長は、建設会社を退社後、レストランで修業し、昭和５７年、東海村に喫茶店を開業しました。

「ちょうどバブルの頃で景気が良く、当時周りには飲食店が無かったこともあり、一生懸命やっているうちに、特に宣伝もせず口コミでお客さんが来てくれるようになりました。１か月目から黒字となり、立ち上がりは順調でした。」

と、松本社長はおっしゃっています。

　当時のメニューは、喫茶とカレーライス・軽食などでしたが、次第にスパゲッティやピザなどを増やしていきました。
　平成１１年６月、事業拡大のため個人事業を法人化し、その後、水戸市や県北地域の日立市に新規出店、平成１６年６月には県南地域の飲食店激戦区であるつくば市に進出。
　平成２１年７月には栃木県宇都宮市に県外初出店し、翌年９月には千葉県柏市に出店しました。

おいしさへのこだわり　　～リピーターに人気の理由～

■その１　お客様の要望に応えるメニューづくりと食べ応えのあるボリューム

　お客様の声を大切にし、可能な限りお客様の要望に応えるメニューづくりを採用しています。その結果、スパゲッティのメニューは、なんと１００種類以上。定番のトマトソース味やクリームソース味を始め、他では味わえないマヨネーズ味や味噌ソース味など、味はさまざま。店独自のメニューや季節限定のメニューも好評です。
　「お客様には、おいしいものをたっぷりと食べていただきたい。」という松本社長の思いから、パスタの量が多く、食べ応えは十分です。

■その２　豊富な自家製デザート

　店内の冷蔵ショーケースには、ケーキがずらり！それらのケーキは、大みかとつくば店にあるケーキ工房で、パティシエが１つ１つ手作りしています。
　ケーキの他、パフェ、プリン、パイ、タルトなど、デザートは充実しています。
　お店は午後も営業しているので、淹れたての自家焙煎コーヒーを飲みながらデザートを楽しめます。

■その３　野菜の旨みたっぷりの自家製生ドレッシング

　毎日自社工場で製造するサラダドレッシングは、原材料に採れたての新鮮野菜をたっぷり使用し、油分を既存の市販品の２０％程度に抑えているため、素材の味が生きています。
　生ドレッシングは５種類（注）あり、店頭や当社ホームページなどで購入できます。
（注）写真左から、クランベリー、ごま、セロリ、にんじん、梅しそ。

人材＝人財

　グルービーでは、お客様に質の高いサービスを提供するため、「人材は人財である」という観点から正社員を多く採用しています。従業員教育では、先輩から後輩へのマンツーマンの指導を重視し、自ら気づき考えて行動する従業員の育成を図っています。

「創業から３０年経ち、これまで大きな苦労をしなかったのも従業員のおかげです。従業員の生活を守るとともに、お客様への心のこもったおもてなしを第一と考え、これからもお客様に必要とされ、喜んでいただける店を目指していきたい。」

と、松本社長はおっしゃっています。

　株式会社グルービーのますますのご発展をご祈念申し上げます。